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この記事では、株式会社NTTドコモが提供する光インタネットサービス「ドコモ光」の利用を検討する時に、ポイントとして抑えておきたいサービスの特徴や利用料金などについてまとめました。
ドコモ光とは?
NTT東日本・西日本による光ファイバーの卸売を受け、NTTドコモが提供する最大1Gbpsの光インターネット接続サービスです。
契約数は300万件を超え、いわゆる「光コラボ」の中ではシェアトップとされるサービスとなっています。
サービス特徴
サービスの主な特徴としては、下記のような点があります。
選べる料金プラン
ドコモ光で利用できる料金プランには、対象のプロバイダと光回線をセットで利用することができる「タイプA」・「タイプB」、またプロバイダ契約を別に組み合わせて光回線のみを契約することができる「単独タイプ」があります。
タイプA・Bプランで利用可能なプロバイダには、同社の「ドコモnet」のほか、「So-net」「ぷらら」「BIGLOBE」などの大手プロバイダ、また「TNC」「01光コアラ」「シナプス」などの地域密着型のプロバイダと、多くのサービスから選択することができるようになっています。
また、ドコモ光は定額制のサービスですが、ひかり電話をメインとした使い方をしたいなどの場合には、別途戸建て向けに2段階制定額サービスの「ドコモ光ミニ」も利用することが可能になっています。
ドコモ光対応プロバイダ「ドコモnet」のサービス特徴についてのまとめ
2段階制定額プラン「ドコモ光ミニ」のサービス特徴・料金などのまとめ
モバイルとのセット割
ドコモ光の契約時にペア回線(ドコモ光と対になる携帯電話回線)を設定すると、料金が一括での支払いとなり、セット割を適用することができるようになります。
セット割の割引額や期間は電話回線で契約しているパックやプランにより変わってきますが、月々500円~3,200円と容量が小さめのデータパックからシェアパックの大容量プランになるにつれて割引額が大きく設定されています。
また、同一のシェアグループ内にインターネットの契約が2回線以上ある場合には、2回線目以降の契約1回線につき月300円が親回線のパケットパック料金から割引になる「光★複数割」が提供されており、家族で契約をまとめるとお得になっています。
光コラボと携帯電話キャリア・格安SIMのセット割 比較まとめ
フレッツ光オプションの利用
光インターネットに加えて、ひかり電話やフレッツ・テレビに相当するサービスが提供されており、フレッツ光から切り替える場合にはインターネットと併せて転用して利用することが可能です。
また転用時にはNTT西日本のセキュリティ対策ツールを継続して利用することが可能なほか、複数ライセンスを利用する場合にはフレッツ光と同様にNTT西日本と契約しセキュリティ機能ライセンス・プラス(有料)を利用することができます。
【フレッツ光・オプション】転用後の扱い・注意点に関するまとめ
光コラボレーション事業者のサービスでセキュリティ対策ツールを利用する方法
導入や利用にかかる費用・料金
サービスの新規開通・転用にかかる初期費用、および月額料金は以下のようになっています。(このページに記載している金額はすべて税抜きで表記しています)
初期費用
契約事務手数料 | 工事費 | |
---|---|---|
新規 | 3,000円 | 2,000円~18,000円 |
転用 | 0円~18,000円 |
月額料金
建物 | タイプA | タイプB | 単独タイプ |
---|---|---|---|
戸建 | 5,200円 | 5,400円 | 5,000円 |
マンション | 4,000円 | 4,200円 | 3,800円 |
まとめ
以上、ドコモ光のサービス特徴、利用料金についてまとめました。
ドコモ光は、「光コラボ」と呼ばれるサービスの中でも高いシェアを誇ることや、対象となる携帯電話のプランとのセット利用で割引を受けることができるといった点が特徴として挙げられます。
また時期によって内容は変わってきますが、新規加入者を対象とした新規工事費無料やポイントプレゼントなどのキャンペーンが充実していることに加えて、タイプA・タイプBプランで利用可能なプロバイダ側には(セキュリティオプションが一定期間無料になるなどの)特典が用意されているケースがあり、それらを含めるとコストパフォーマンスがより高くなります。
ただし携帯電話とのセット割は電話回線の契約プランによって割引額が異なるため、割引が適用になることを想定して契約を考える場合には、事前に契約内容を確認して割引額がどの程度になるか照らし合わせておくと良さそうです。