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NTT西日本が提供するフレッツ光では、端末1台分のセキュリティ対策を施すことができる「セキュリティ対策ツール」が標準提供されています。
セキュリティ対策ツールは、豊富な機能がありながらフレッツ光(ネクスト・ライト・プレミアム)に契約をしていれば無償で提供されており、ソフトのインストールなどの設定をすれば使用することが可能です。
フレッツ光から光コラボレーション事業者に転用した場合には、同じようにセキュリティ対策ツールを利用することが可能な場合がありますが、フレッツ光とは利用する条件が異なる場合があります。
そこで、この記事では「フレッツ光から光コラボレーション事業者のサービスへ転用する場合」または「光コラボレーション事業者のサービスに新規で契約する場合」にセキュリティ対策ツールを利用するにはどのような方法があるかについてまとめました。
セキュリティ対策ツールを光コラボで利用する方法
それでは、光コラボレーション事業者のサービスを利用する場合のセキュリティ対策ツールの扱いや利用する方法について以下に説明していきます。
事業者によっては標準提供されていない場合がある
上述したように、フレッツ光ネクストやライトの契約であれば、セキュリティ対策ツール1ライセンス分を無償で利用することができます。
ただし、光コラボレーション事業者のサービスに転用する場合、必ずしもフレッツ光と同じように無償で1ライセンス分を利用できる訳ではなく、それができるかどうかは事業者に依存します。
そのため、「フレッツ光から光コラボレーション事業者に転用後もセキュリティ対策ツールを継続利用できる」場合もありますが、「転用とともに使えなくなる」というケースもあり得ます。
(ただし、フレッツ光からの転用ではなく新規で光コラボレーション事業者に契約する場合には、事業者に関わらずセキュリティ対策ツールを利用することはできません)
有料であれば利用可能
セキュリティ対策ツールは、上述したように端末1台分のセキュリティ対策を無償で施せるツールです。
つまり端末が1台ならば料金・申し込み・契約不要でセキュリティ対策が可能ですが、逆にいうと複数台の端末に利用することはできません。
ただし、NTT西日本で提供されている「セキュリティ機能ライセンス・プラス」というサービスに契約して、複数のライセンスを追加するということが可能になっています。
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」とは、1ライセンス190円(ただしセキュリティ対策ツールを含む5台分までは2ライセンス毎の追加)で「セキュリティ対策ツールのライセンスを最大49台まで追加できるサービス」です。
といっても必ずセキュリティ対策ツールに付随して使用しなければいけないということはなく、セキュリティ対策ツールが利用できない光コラボレーション事業者を利用する場合でも申し込みが可能となっています。
つまり、「光コラボレーション事業者に転用後にセキュリティ対策ツールが使えなくなった」「新規契約で光コラボレーション事業者のサービスを利用する」という場合でも、「セキュリティ機能ライセンス・プラス」に契約することで、有料で同様のサービスを利用することができるということになります。
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」を利用するには
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」を光コラボレーション事業者のサービスを利用している人が利用するには、以下のよう方法があります。
フレッツ光から転用後「セキュリティ機能ライセンス・プラス」に契約する場合
フレッツ光から光コラボレーション事業者のサービスに転用後、新規で「セキュリティ機能ライセンス・プラス」に申し込みをする場合は、NTT西日本にオプションの申し込みを行って直接契約をすることで利用可能となります。
この場合の申し込み手続きは、契約回線を使用してNTT西日本のフレッツ光公式ページから行うことができます。
フレッツ光で利用していた「セキュリティ機能ライセンス・プラス」を転用後にも継続利用する場合
光コラボレーション事業者のサービスに転用するよりも前の時点で、すでにセキュリティ機能ライセンス・プラスに契約していたという場合は、「使用許諾書を確認・同意する」ことで転用後も引き続き利用することが可能となっています。
ただし転用後の事業者がセキュリティ対策ツール(1台分のライセンス)を標準提供していない場合は、転用後にはライセンスの中のいずれか1つが利用できなくなります。(セキュリティ対策ツールで無償提供されていた1ライセンス分が消滅するため)
ライセンスが不足した分は、「セキュリティ機能ライセンス・プラス」の追加契約をするか、他のセキュリティサービスの利用を検討する必要があります。
新規で光コラボレーション事業者のサービスに契約する場合
光コラボレーション事業者のサービスに新規で契約する場合も、NTT西日本にセキュリティ機能ライセンス・プラスの直接申し込みをすることで利用が可能となります。
申し込み手続きは、契約回線を使用してNTT西日本フレッツ光公式ページから行います。
まとめ
セキュリティ対策ツールは、Windows・Mac問わず手軽に1台分のセキュリティを導入することができるため、活用している人も少なくないと思います。
ただし光コラボレーション事業者のサービスに転用することでそれまでのライセンスが使用できなくなる場合がありますが、「セキュリティ機能ライセンス・プラス」に契約することで利用することが可能となります。
この場合有料とはなりますが、1ライセンス190円(ただしセキュリティ対策ツールを含む5ライセンスまでは2ライセンス単位の契約。6台目移行は1ライセンス毎に契約可能)と割安な金額になっているため、負担はそれほど大きくないといえます。
もしくは、光コラボレーション事業者側でもセキュリティサービスを提供しており、最初の数ヶ月間(または最初の1年間など)は無料で利用可能になっていることもあるため、そちらを利用しても良いかもしれません。