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株式会社エディオンが提供する光インターネットサービス「エディオンネット IoTパック」のサービス特徴や利用料金、またドコモ光タイプAプランとの違いなどについてまとめました。
エディオンネット IoTパックとは?
NTT東日本・西日本による光ファイバーの卸売を受け、株式会社エディオンが2017年2月から受付を開始した通信速度最大1Gbpsの光インターネットサービスです。
光回線・プロバイダにフレッツ・ミルエネが加わったサービスになっており、「エディオン」および「100満ボルト」の取扱店で申し込みが可能とされています。
ちなみに、従来提供していた「エディオン光」は2017年1月で新規受付を終了しています。
すでに「エディオン光」のサービスを利用している場合には、「エディオンネット IoTパック」に契約変更をすることが可能となりますが、他社のプロバイダを利用している場合にはプロバイダとの契約を解約する必要があります。
サービスの特徴
サービスの主な特徴としては、下記のような点があります。
インターネット+フレッツ・ミルエネのパッケージ
光回線とエディオンネットによるプロバイダサービス、またNTT東日本が提供する「フレッツ・ミルエネ」のサービスがパッケージになって提供されています。
これによって、インターネットの利用だけではなく「グラフや数値で家の消費電力量を確認する」「外出先から自宅の家電の遠隔操作」といったことが可能になり、節電や節約に役立てることができるようになります。
auセット割
対象となるauのパケット定額サービスと同時に利用している場合に月額基本料金の割引を受けられる「auセット割」に申し込むことができるようになっています。
割引が適用されると月額料金が最大で1,200円割引になります。
フレッツ光オプション
「エディオンネット IoTパック」は、インターネット以外にひかり電話・フレッツ・テレビといったフレッツ光オプションに相当するサービスが提供されているため、フレッツ光から切り替える場合にはインターネットと併せて転用して利用することが可能になります。
また転用時にはNTT西日本のセキュリティ対策ツールを継続して利用することが可能とされていますが、もし複数ライセンスを利用したい場合には、フレッツ光と同様にNTT西日本の「セキュリティ機能ライセンス・プラス」(有料)を利用することもできます。
【フレッツ光・オプション】転用後の扱い・注意点に関するまとめ
光コラボレーション事業者のサービスでセキュリティ対策ツールを利用する方法
ドコモ光タイプAプランとの違い
同社の提供するプロバイダ(エディオンネット)はドコモ光のタイプAプランの対応プロバイダとなっているため、両者のサービスを組み合わせて利用することもできるようになっています。
その場合は一見すると月額料金が割高になりますが、ドコモの携帯電話とインターネットとのセット割を適用することができます。
またひかり電話やフレッツ・テレビといったフレッツ光オプションに相当するサービスについては、ドコモから提供されるサービスとして利用することが可能です。
導入や利用にかかる費用・料金
サービスの新規開通・転用にかかる初期費用、および月額料金は以下のようになっています。(このページに記載している金額はすべて税抜きで表記しています)
初期費用
建物 | 利用登録料 | 工事費 |
---|---|---|
新規 | 800円 | 2,000円~18,000円 |
転用 | 3,000円 | 0円~18,000円 |
※エディオン光から契約変更をする場合には利用登録料は無料になります。
料金プラン
建物 | 月額料金 |
---|---|
戸建て(ファミリー)100M/200M/1G | 5,200円 |
マンション(マンション)100M/200M/1G | 3,800円 |
※契約年数に関わらず、解約時には解約料4,000円が発生します。
※フレッツ・ミルエネの利用に必要な機器は1台のみ無償レンタルとされています。
まとめ
エディオンネット IoTパックは、従来提供していたエディオン光と比べると、プロバイダサービスやフレッツ・ミルエネが利用可能となりながらも、比較的割安な料金で提供されています。
インターネットを活用して節電や電気代の節約に取り組みたいという場合に検討してみると良いかもしれません。
ただし同プロバイダはドコモ光タイプAプランに対応しており、携帯電話にドコモのサービスを利用している場合には、そちらを利用するほうがさらに割安な料金で利用できる可能性があります。その場合には、両方のサービスや割引額を比較した上でどちらのサービスが適しているかを検討すると良さそうです。