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この記事では、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「So-net 光 コラボレーション」を利用する時にポイントとして抑えておきたい、主なサービス特徴や利用料金、またドコモ光タイプAプランとの違いについてまとめました。
So-net 光 コラボレーションとは?
NTT東日本・西日本による光ファイバーの卸売を受け、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する最大1Gbpsの光インターネット接続サービスです。
光回線とSo-netによるプロバイダサービスをセットで利用することができます。
サービス特徴
サービスの主な特徴としては、下記のような点が挙げられます。
auスマートバリュー
auのパケット定額サービスでスマートフォンなどを使っている人が、「So-net 光 コラボレーション」と併せてひかり電話(「So-net 光 コラボ電話」)を利用すると、携帯電話回線の利用料金から最大2,000円の割引(最大10回線まで)が受けられる「auスマートバリュー」に申し込むことができるようになっています。
(ただし、最大2,000円の割引は最大2年間で、永年の割引が可能となるのは最大でも934円となります)
東京ガストリプル割
東京ガスが提供しているガス・電気サービスを利用し「ガス・電気セット割」を適用している場合には、「So-net 光 コラボレーション」などの対象となるインターネットサービスと併用することで月額料金の割引が受けられる「東京ガストリプル割」に申し込むことができます。
そして、適用された場合には条件を満たしている限り基本料金から200円が毎月割引になります。
オプションサービス
インターネットの利用と併せて、「総合セキュリティソフトサービス」(カスペルスキーセキュリティ)・「電話による遠隔サポート」(安心サポート)・「生活サポート」(くらしのお守り ワイド)などのサービスが提供されており、必要なサービスを選んで付加することが可能となっています。
フレッツ光オプションの利用
光インターネットに加えて、フレッツ光オプションの「ひかり電話」や「フレッツ・テレビ」「IPv6オプション」に相当するサービスが提供されています。
そのため、フレッツ光からの転用時にはインターネットと併せて上記のサービスを転用して利用することが可能です。
(ただし、NTT西日本のセキュリティ対策ツールのライセンスは無料での利用ができないため、利用を希望する場合はセキュリティ機能ライセンス・プラスへの申し込みが必要になります)
【フレッツ光・オプション】転用後の扱い・注意点に関するまとめ
光コラボレーション事業者のサービスでセキュリティ対策ツールを利用する方法
ドコモ光タイプAプランとの違い
So-netはドコモ光のタイプAプランの対応プロバイダとなっており、両者のサービスを組み合わせて利用することも可能となっています。
その場合は「総合セキュリティソフトサービス(カスペルスキーセキュリティ)が最大24か月間無料になる」などの特典が用意されているほか、「ドコモの携帯電話とインターネットとのセット割」を適用することができるといったメリットがあります。
また、ひかり電話やフレッツ・テレビといったフレッツ光オプションに相当するサービスについてはドコモから提供されるサービスとして利用することが可能です。
導入や利用にかかる費用・料金
次に、サービスの新規開通・転用にかかる初期費用、および月額料金は以下のようになっています。(このページに記載している金額はすべて税抜きで表記しています)
初期費用
契約手数料 | 工事費(新規) | |
---|---|---|
新規 | 800円 | 2,000円~24,000円 |
転用 | 1,800円 | ー (ただし利用環境などにより異なる) |
月額料金
建物 | 月額料金 | So-net 長割 for 光 コラボレーション適用料金 |
---|---|---|
戸建て | 5,700円 | 5,200円 |
マンション | 4,600円 | 4,100円 |
まとめ
以上、「So-net 光 コラボレーション」のサービス特徴や利用料金などについてまとめました。
「So-net 光 コラボレーション」は、他サービスとのセット割やキャッシュバック・月額料金割引などのキャンペーンが比較的充実しています。たとえば新規契約を対象としたキャッシュバックは期間が延長になったり内容が変わるなどしてほぼ常時実施されているため、それらを考慮すると実質的にかなり料金を抑えてサービスを利用することができそうです。
また、知名度が高いことやオプションサービスが充実していることを含めても万人向けの利用しやすいサービスといえます。
ただし「長割」を適用する場合には、月額料金が割安になるとはいえ契約期間が30ヶ月と長く、違約金なしで解約できるタイミングがその分少なくなることにあらかじめ留意しておく必要があります。
そして、携帯電話にドコモのサービスを利用しているという人は、モバイルとのセット割を適用するとドコモ光のほうがさらに割安な料金で利用できる可能性があります。さらにセキュリティサービスが24ヶ月間無料になるという特典もあるため、ドコモのユーザーだという場合にはあらかじめ両方のサービスや割引額を比較した上で検討すると良いかもしれません。