光コラボに転用するメリット・デメリットまとめ

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フレッツから光コラボレーション事業者へ転用するには「フレッツ光よりも料金が割安になる」「各種セット割が適用できる」などのメリットがありますが、それと同時に、「フレッツ光で使っていたオプションサービスが使えなくなる場合がある」「フレッツ光会員プログラムのポイントが利用できなくなる場合がある」など、デメリットとなることも存在します。

どちらかと言うとメリットのほうが強調されがちですが、転用すると必ずしも良いことばかりとも限らないため、光コラボレーション事業者のサービスを検討する際には、メリット・デメリットの両方を理解した上で選ぶ必要があります。

そこで、今回はフレッツ光から光コラボレーション事業者に転用する場合の主なメリット・デメリットとなる点をまとめました。

 

目次

光コラボレーション事業者へ転用するメリット

それでは、まずはフレッツ光から光コラボレーション事業者に転用する場合のメリットについて説明していきます。

 

月額料金が安くなる

光コラボレーション事業者は、多くの場合プロバイダサービスと光回線がセットで提供され、割安な料金で利用できるようになっています。

そのため、転用すると光回線とプロバイダ契約が一つにまとめられ、なお且つフレッツ光とプロバイダを別々に契約する場合と比べて料金が安くなるというケースが多いです。

また、フレッツ光では戸建・マンションで料金が異なる上にマンションの場合は住居の戸数によって料金が変わるといった設定になっていますが、光コラボレーション事業者は、「プロバイダ料込み且つ戸建とマンションの2種類の料金プラン」になっていることが多いので、毎月支払う料金がいくらかというのが分かりやすく、初心者にも利用しやすいといえます。

ただし、光コラボレーション事業者の料金設定はその事業者によってさまざまで、「実際にどの程度料金が安くなるかは事業者によっても違いがある」ことと、「事業者によっては逆に高くなる場合もある」ので、どのサービスを利用するか、選び方には注意が必要です。

 

各種セット割の適用

光コラボレーション事業者のサービスは「セット割」を適用することができる場合が多いです。

たとえば大手プロバイダであれば「格安SIMや電力とのセット割・トリプル割」「ひかりTVとのセット割」「auセット割」が利用できるほか、「auスマートバリュー」に対応している事業者もあります。

またNTTドコモやSoftBankといった携帯電話キャリアであれば、自社の携帯電話回線とのセット割が提供されており、これらの割引を適用することで、毎月のインターネットやスマートフォンの料金を抑えることができるようになります。

 

 

独自の特典がある

また、光コラボレーション事業者の中にはサービスを利用することによって独自の特典を受けることができる場合があります。

たとえば楽天コミュニケーションズが提供する「楽天コミュニケーションズ光」を利用する場合には、楽天スーパーポイントが毎月200ポイント付与される(フレッツ光と楽天ブロードバンドを組み合わせて利用する場合には毎月100ポイント)、ドコモ光であれば支払い料金に応じてdポイントが付与されます。

自分がよく利用するポイントサービスと組み合わせて利用するとお得です。

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光コラボレーション事業者へ転用するデメリット

それでは、次に転用後にデメリットとなる点にはどのようなことがあるか、以下に説明していきます。

 

契約期間が長い場合がある

光コラボレーション事業者のサービスには、あらかじめ定期契約になっていたり最低利用期間が決まっていたりする場合が多くあります。

定期契約の期間は2年間が一般的ですが、事業者によっても違い、長いと36か月という場合もあります。

また契約期間が長期の場合には、更新月以外で解約した場合の違約金の額も高額になっていることがあるため、事前に確認した上で契約する必要があります。

 

フレッツ光のオプションには継続利用ができないものもある

フレッツ光のオプションは、光コラボレーション事業者に転用した後も契約を引き継いで継続利用することができるものもありますが、「転用すると利用できなくなるサービス」や「NTT東日本・西日本との契約をして利用できるサービス」もあります。

たとえばNTT西日本で標準提供している「セキュリティ対策ツール」は、転用後の事業者によっては転用後に継続利用することができず、利用するには「セキュリティ機能ライセンス・プラス」(有料サービス)に契約が必要となる場合があります。

 

 

フレッツ光会員プログラムのポイントが使えなくなる場合がある

NTT東日本・西日本にはフレッツ光利用者に向けた「フレッツ光メンバーズクラブ」や「CLUB NTT-West」といった会員プログラムがあります。

これによりフレッツ光の利用に応じてポイントが貯まるようになっていますが、このポイントは光コラボレーション事業者に転用後利用できなくなる場合があります。

 

 

「フレッツ光に戻す」「他の事業者への再転用」ができない

フレッツ光から光コラボレーション事業者に転用した後で、中には何らかの理由で「フレッツ光に戻したい」「他の事業者に乗り換えたい」という希望が出てくるケースも多くあるようですが、「光コラボレーション事業者からフレッツ光に戻す」「他の事業者に転用する」ということはできません。

つまり、一度フレッツ光から光コラボレーション事業者に転用後に「その後もう一度フレッツ光を利用する」もしくは「他の光コラボレーション事業者のサービスを利用する」には、一旦現在のサービスを解約して新規でフレッツ光や他の事業者のサービスに申し込むことになります。

そのため、光コラボレーション事業者への解約手続きや場合によっては違約金が発生するほか、新しく利用するサービスの新規開通工事費が発生するということになります。

 

まとめ

フレッツ光から光コラボレーション事業者への転用は工事の必要もなく簡単な手続きで行うことができ、転用後には毎月の料金が安くなるなどのメリットが得られます。

ただし、それと同時に「一部のオプションサービスが利用できなくなる」「フレッツ光会員プログラムのポイントが利用できなくなる場合がある」といったデメリットも存在します。

それでも簡単にフレッツ光に戻したり他の事業者へ乗り換えることができないため、サービスを利用し始めた後で思っていた内容と違うといったことがないように、事前にメリット・デメリットとなる点をどちらも念頭に置いた上でサービスを検討するようにすると良いかと思います。

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