「OCN光とフレッツ光」サービス・利用料金・違約金の比較まとめ

2018年3月10日

【この記事の所要時間:約 5 分】

この記事では、NTT東日本・西日本のフレッツ光とOCNによるプロバイダサービスをセットにした「OCN 光 with フレッツ」と「OCN 光」を利用する場合ではどのような違いがあるのか、それぞれを比較して料金やサービスの違いについてまとめました。

 

目次

サービス概要の比較

それでは、まず「OCN 光 with フレッツ」と「OCN 光」について、基本的なサービス内容を一覧表を使って比較しながら見ていきます。

 

サービス内容の比較一覧表

まず、それぞれのサービスを使ってできることには以下のようなものがあります。

OCN 光 with フレッツ OCN 光
対応エリア 全国 全国
通信速度  送受信最大1Gbps  送受信最大1Gbps
契約  NTT(光回線)
OCN(プロバイダ料)
OCN
※インターネット以外にNTT東西のオプションを利用する場合は、NTTとの契約が必要
オプション・サービス 電話サービス ひかり電話
基本料金 月額500円
※基本プラン、ひかり電話A、安心プラン、もっと安心プランが利用可
OCN ひかり電話
基本料金 月額500円
※基本プランもしくはアドバンスプラン(ひかり電話A)のみ
映像サービス フレッツ・テレビ テレビオプション
サポートサービス リモートサポートサービス OCN リモートサポートサービス
NTT提供オプション NTT西日本のセキュリティ対策ツールなどを利用可能
OCN提供オプション OCNモバイルONE、おまかせマルチパックなどを利用可能

 

それぞれのサービス面での主な違い

上記の表にまとめたように、「OCN 光 with フレッツ」と「OCN 光」において大まかには利用できるサービスにほとんど変わりはありませんが、細かいところでいうと契約の仕方が異なります。

「OCN 光 with フレッツ」は光回線とプロバイダをそれぞれ別に契約することになりますが、OCN光はインターネットとプロバイダが一体で提供されるサービスのため、プロバイダと光回線の契約を一本化することができます。

ただし、「OCN光」でひかり電話(「OCN ひかり電話」)を利用する場合には、NTT東西のひかり電話では利用可能となっている一部のプランや付加サービスが使用できなくなります。それらのサービスの利用を希望する場合にはあらかじめ注意しておくと良いかもしれません。

 

利用料金の比較

次に、「OCN 光 with フレッツ」と「OCN 光」の利用にかかる費用や月額料金の比較です。
(記載している金額は税抜き表示になります)

 

初期費用

まず、それぞれの契約にかかる手数料(契約料)と工事費は下記のとおりとなります。

業界最安値の光コラボレーションサービス

enひかりは、マンションタイプ3,520円(税込み)、戸建てタイプ4,620円(税込み)と業界最安値の光コラボレーションサービスです。公式サイトは以下から参照いただけます。
OCN 光 with フレッツ OCN 光
契約手数料 800円 3,000円
工事費 戸建て 一括 18,000円
分割 3,000円×1、
500円×30ヶ月
一括 18,000円
分割 3,000円+500円×30ヶ月
集合住宅 一括 15,000円
分割 3,000円×1、
400円×30ヶ月
一括 15,000円
分割 3,000円+400円×30ヶ月

ただし上記は代表的な工事を行った場合の料金で、工事の内容や時間帯・曜日(深夜、土日祝日などの工事には別途料金がかかる)などによっても金額が異なるため、一律で上記の金額になるという訳ではありません。

また、それぞれ加入にあたって公式サイトや代理店などでキャンペーンによる工事費の値引きもしくは無料特典やキャッシュバック特典などが受けられる場合があり、上記よりも実質的に割安になる場合もあるため、利用を検討する際にはキャンペーンの情報を随時確認しておくと良さそうです。

 

 

月額料金

次に、「OCN 光 with フレッツ」と「OCN光」について、月額料金の違いを見ていきます。

 

一覧表での料金比較

まず、それぞれのサービスを利用する場合の月額料金を一覧表で比較すると以下のようになります。

OCN 光 with フレッツ OCN 光
NTT東日本 NTT西日本
ファミリー 5,700円 5,400円 5,100円
マンション ミニ 4,500円 4,760円 3,600円
マンション プラン1 4,150円 3,250円
マンション プラン2 3,750円 3,950円
ただし、フレッツ光の料金は利用環境や最大速度によって違いがあるため、ここではNTT東日本「光ネクスト ギガラインタイプ」およびNTT西日本の「スーパーハイスピードタイプ 隼」を利用する場合の料金を記載しています。
また、OCN光・NTT東日本は「2年割」「にねん割」を適用して2年契約とし、フレッツ光加入1年目のメンバーズクラブのポイント付与を考慮した場合の料金になります。そして、NTT西日本の料金は、「光もっともっと割」を適用した場合の2年目まで(3年目以降は段階的にさらに割引額が大きくなる)の月額料金です。(なお、光もっともっと割は2018年4月末で新規受付が終了となるようです)

 

月額料金の比較におけるポイント

次に、月額料金を比較して検討する際にポイントとしたいこととして、以下の点が挙げられます。

  1. OCN光はエリア・建物によらず一律の料金だが、フレッツ光の料金はエリアや利用環境によって違う
  2. OCN光・フレッツ光(NTT東日本)では2年契約でそれ以降契約を更新した場合も料金は同一となるが、NTT西日本で光もっともっと割を適用した場合には2年経過後には3年ごとの自動更新となり、契約期間が異なる
  3. フレッツ光(NTT西日本)で光もっともっと割を適用した場合には3年目以降以降にはさらに割引額が大きくなり、長期間利用するとお得になる

そして、上記の点から、月額料金を比較する場合にはメリットはどちらが大きかということについては、一概にはいえないため、個々の利用条件によって比較する必要があります。

また、OCN光については、格安SIMや電力とのセット割に対応しており、それらを併用することで、上記の料金からさらに数百円の値引きを毎月受けられる場合があるため、その点も考慮に入れておくと良さそうです。

 

業界最安値の光コラボレーションサービス

enひかりは、マンションタイプ3,520円(税込み)、戸建てタイプ4,620円(税込み)と業界最安値の光コラボレーションサービスです。公式サイトは以下から参照いただけます。