2段階定額サービスに転用・新規契約する場合のポイントまとめ

2018年3月15日

【この記事の所要時間:約 5 分】

フレッツ光にはいくつか種類がありますが、どれだけ使っても料金が変わらない定額制の「フレッツ光ネクスト」に対して、2段階定額制の「フレッツ光ライト」「フレッツ光ライトプラス」といったサービスがあります。

2段階定額制のサービスは、基本料金と上限料金があらかじめ決まっており、実際にその月に使用した通信量に応じて料金が決まります。もし基本料金の範囲内となる通信量しか利用しなければ月額料金が安く抑えられるため、使い方によってはお得なプランです。

光コラボレーション事業者でも、すべてではありませんが、この2段階定額制のサービスを提供しているところがあります。

たとえば光回線の使用目的や用途によって「フレッツ光ライトから光コラボレーション事業者の2段階定額サービスに転用を考えている」「新規で2段階定額制プランの利用を考えている」といったケースもあるかと思いますので、この記事では、フレッツ光から2段階定額制のプランへの転用、または新規での利用を考える際にポイントとなる点についてまとめたいと思います。

 

目次

2段階制定額の光コラボを利用する場合のポイント

それでは、光コラボレーション事業者が提供する2段階制定額プランに転用する場合にポイントとして注意しておきたい点を以下に挙げていきます。

 

通信速度は最大100M・戸建向けプランのみの提供

光コラボレーション事業者が提供する2段階制定額プランには、たとえば「ドコモ光ミニ」や「SoftBank光 ファミリーライト」「OCN光 2段階定額」などがあります。

そして、これらのサービスは通信速度が「上下最大100MB」であることに加えて、「戸建向けに提供されているサービス」となっています。

 

プロバイダーサービスの有無による違い

光コラボレーション事業者が提供する2段階定額制サービスには「フレッツ光ライト」「フレッツ光ライトプラス」に相当するものがあり、プロバイダサービスがセットで提供されている場合とそうでない場合があります。

まず「フレッツ光ライト」は基本料金で使える範囲が200MBとかなり少ないサービスで、仮にインターネットの利用量が比較的少ないという場合でもあっという間に上限に達してしまい、基本料金の範囲内で収めることはほぼ無理かと思われます。

そして、そうすると定額プランを使う場合よりも返って割高になってしまいます。

ではとのような場合に利用すると良いかというと、たとえば「インターネットは使用せずひかり電話やフレッツ・テレビを利用することをメインに想定している」場合に向いているサービスです。

光コラボレーション事業者の2段階定額サービスでいうと、「ドコモ光ミニ」はフレッツ光ライトに相当する内容になっており、プロバイダがあらかじめセットになっていないサービスになっています。そのため、ひかり電話などをメインに利用する場合に使いやすいサービスといえます。

ひかり電話やフレッツ・テレビのみの利用であればプロバイダ契約は不要です。

それに対して「フレッツ光ライト」は、基本料金で3MBまで利用できるため、毎月の利用量が少ないライトユーザーには定額制サービスよりもお得に利用できるケースもあると思われます。

業界最安値の光コラボレーションサービス

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光コラボでは「SoftBank光ファミリー・ライト」「OCN光2段階定額」などのサービスが「フレッツ光ライトプラス」にほぼ相当するものですが、これらにはプロバイダーサービスがセットになって提供されており、インターネットのライトユーザー向けのサービスとして検討することが可能です。

 

 

オプションサービス

光コラボレーション事業者の2段階定額のサービスと併せて利用できるオプションサービスは「フレッツ光ライト」や「フレッツ光ライトプラス」と同じように、ひかり電話やフレッツ・テレビなど利用可能なサービスもありますが、中には「ひかりTV」など利用できないものもあります。

そのため利用したいサービスがある場合には、あらかじめ留意しておくと良さそうです。

 

工事費

フレッツ光から光コラボレーション事業者の2段階定額サービスへ転用する、もしくは新規で契約する際には、個々のケースに応じた工事費がかかります。

金額は工事の内容、また事業者によっても違いがあるため、事前に確認しておくと良いかもしれません。

 

セット割・特典

多くの光コラボレーション事業者が提供している光回線とモバイルなどのセット割は、2段階定額制プランでも対象となることがあります。

ただし、特典の内容は定額制サービスと異なる場合があります。

たとえばドコモ光ミニとドコモ光では、セット割の対象となるプランや割引額が異なります。

ドコモ光のセット割は、携帯電話で利用しているパケットパックなどの利用状況により800円から3,200円の割引が受けられるようになっていますが、ドコモ光ミニの割引額は500円となります。

利用を考える時には、そうした点も踏まえて検討すると良さそうです。

 

 

まとめ

以上、光コラボレーション事業者の提供する2段階定額制サービスの利用を検討する場合にポイントとなる点をまとめました。

通信料金を抑えたい場合には2段階制プランの利用がお得かと思うこともあるかもしれませんが、実際の利用状況や用途に合っているかどうかを考えて利用しないと、結果として上限まで利用して逆に割高な料金となってしまう可能性があります。

そのため、実際にどんな使い方をしたいのか、またどの程度インターネットを使用するかを考えて選ぶようにすると良いと思われます。

また光コラボレーション事業者の提供するセット割などの特典は、2段階定額制のサービスは定額制の場合とは異なる場合が多いため、あらかじめ確認した上で利用を検討する必要があります。

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