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光コラボレーション事業者のサービスに新規または転用で契約すると、利用開始後にはその事業者に対して料金を支払うことになります。
ただ選択できる支払い方法は事業者によって違いがあり、たとえば支払い方法が一つしかなく選択肢が限られる場合もあれば、NTTなど他のサービスと合算した支払い方法を選べる場合もあります。
とはいえ、中には「クレジットカードを使いたくないので口座振替を利用したい」「転用前と同じ方法で支払いたい」といった希望がある人もいるかと思いますので、今回は光コラボレーション事業者で利用できる支払い方法についてまとめたいと思います。
光コラボレーション事業者で利用可能な支払い方法
まず光コラボレーション事業者の料金支払い方法には、大きく分けて直接事業者からの請求で支払う方法とNTTやNTTファイナンスといった回収代行サービスを通して支払う方法があります。
事業者に直接料金を支払う場合
事業者に直接支払う場合の支払い方法としては、「クレジットカード払い」や「口座振替」「請求書払い」といった方法があります。
たいてい上記のいずれかの方法で支払いが可能ですが、中にはクレジットカード支払いのみで口座振替に対応していない場合や、口座振替を選ぶと手数料が毎月発生することもあります。
「クレジットカードを使用したくない」もしくは「クレジットカードを持っていない」など支払い方法を限定したい場合や、また支払いに手数料が発生するのを避けたい場合には、事前にどんな支払い方法があるかや手数料の有無を確認しておく必要があります。
回収代行サービスを通して支払う方法
光コラボレーション事業者によっては、上記の支払い方法以外にもNTTファイナンスやNTTの回収代行サービスを通じて、NTTのオプション料金と合算して利用料金を支払うことが可能な場合があります。
おまとめ請求
「おまとめ請求」は、「NTT東日本または西日本」・「NTTドコモ」・「NTTコミュニケーションズ」の4社間で複数の契約がある場合に、それらの料金をNTTファイナンスからの請求で月1回の支払いにまとめることができるサービスです。
ドコモ光やフレッツ光、ひかり電話などの利用料金支払いに利用することができます。(契約者名義が同じか三親等内であれば利用可能)
電話料金合算サービス
電話料金合算サービスはNTTファイナンスが提供するサービスで、「NTT東日本または西日本」・「NTTドコモ」のいずれかとプロバイダの通信料金などを併せて支払うことができます。
ドコモ光と併せて利用するプロバイダへの支払い(オプション料金など)に、このサービスを利用した支払い方法を選択することが可能な場合があります。(ただし利用にはドコモの携帯電話回線契約が必要です)
この場合には「ドコモ光+プロバイダのオプション料金」を、ドコモとプロバイダで分けずにNTTファイナンスからの請求により合算して支払うことができるようになります。
フレッツ・まとめて支払い
フレッツ・まとめて支払いはNTT東日本・西日本が提供する料金回収代行サービスになります。光コラボレーション事業者の中には、光アクセスサービスと同時申し込みすることで、このサービスを利用した支払い方法が可能な場合があります。
その場合、サービスの利用料金をNTTのオプション料金などと合算してNTTからまとめて請求されることになるため、インターネットとオプションでそれぞれの支払いが分かれずに済みます。
ただしフレッツ・まとめて支払いを利用した支払い方法を選ぶ場合、事業者により手数料が発生することがあります。
また転用前にフレッツ光で「電話料金合算サービス」「おまとめ請求」や「Tabalまるごと決済」(NTT東西・NTTドコモいずれかとプロバイダ料金などを合算して支払える会員サービス)による支払いをしていた場合は、「フレッツ・まとめて支払い」に変更するとそれらは廃止されます。(それに伴ってTabalまるごと決済で付与されたポイントが消滅するため注意が必要です)
まとめ
光コラボレーション事業者で利用できる支払い方法は事業者によりまちまちですが、大手プロバイダでは複数の支払い方法から選択できる場合が多いです。
ただし中にはクレジットカード払いしか利用できない場合もあるため、利用するサービスを選ぶ際には希望する支払い方法が利用可能かを事前に確認しておく必要があります。
また事業者によっては、支払い方法によって月に数百円程度の手数料が発生する場合があります。そうすると実質的に毎月の料金が割高となってしまうので注意が必要です。