プロバイダを解約するタイミングにおける注意点まとめ

【この記事の所要時間:約 5 分】

光コラボレーション事業者のサービスを利用する際に、たとえば「フレッツ光から転用するにあたってプロバイダが変更になる」もしくは「(回線とプロバイダを別に契約している場合)プロバイダのみを他社に変更する」「回線を含めてインターネットに関する契約をすべて解約する」といったケースがあるかと思います。

今回は、上記のようなケースにおいて、元々使っていたプロバイダを解約するタイミングを決めるにあたって注意しておきたい点をまとめました。

 

目次

プロバイダを解約する時期によって生じる問題点

それでは、プロバイダ契約を解約するにあたって考慮したい問題点、次にそれを踏まえて適切なタイミングで解約するために注意したいことを順に説明していきます。

まず解約時期によって生じる可能性がある問題点としては、以下のようなことが挙げられます。

 

インターネットに接続できない期間ができる可能性がある

旧プロバイダの解約手続きを行って実際にサービスの解約が完了すると、その後はそのプロバイダを使ってインターネットに接続することができなくなります。

そして、解約日から新しく利用するプロバイダの利用開始日までに間が空くという場合、その間インターネットに接続できない空白期間が生じることになります。

もし「しばらくの間インターネットを利用できない期間ができても構わない」という場合は問題ありませんが、それを避けたいという場合には、空白期間を作らないように解約するタイミングを考えておく必要があります。

 

解約金が発生する場合がある

旧プロバイダの契約内容や解約時期によっては解約金(違約金)が発生する可能性があります。

これは個々の契約状況などによって違いがありますが、たとえば以下のような点に注意しておく必要があります。

 

定期契約期間最低利用期間中の解約

プロバイダとの契約が2年間などの定期契約である場合には、契約更新月となっている月以外に解約すると違約金が発生します。

もしくは、定期契約ではなくても最低利用期間が設定されている場合には、それ未満で解約をすると違約金がかかることになります。

 

プラン変更

「メールアドレスだけ継続して使用したい」などの理由で、旧プロバイダを完全に解約せずにメールアドレスなどの一部のサービスのみが使えるプランに変更するというケースがあります。

その場合はプロバイダに契約自体は残る形になりますが、接続コース(インターネット接続ができる契約)を解除することになるのであれば、一般的な解約と同じように契約内容によって違約金が発生する可能性があります。

 

 

解約するタイミングを決める時に注意したい点

次に、上記のような問題を回避するためにはどのようなことに注意しておくと良いかを説明していきます。

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新旧プロバイダの重複期間をつくる

インターネットに接続できない空白期間を作らないためには、新旧のプロバイダ契約を重複する期間をつくるようにします。

つまり、以下の順序で旧プロバイダの解約が完了するようにします。

  1. 新しく利用するプロバイダ(光コラボレーション事業者)に申し込み
  2. 接続に必要なIDやパスワードが届いたら設定を行う
  3. 問題なくインターネットに接続できることを確認
  4. 旧プロバイダの解約完了

 

契約更新月を確認しておく

また、プロバイダの解約にかかる違約金の発生を避けたい場合には、事前に「プロバイダのマイページを閲覧」もしくは「サポートセンターに問い合わせる」などして契約内容や契約更新月、最低利用期間といった情報を確認しておきます。

そして最低利用期間を経過した後や契約更新月に解約をすることが可能かどうかを検討します

 

解約日に注意

プロバイダの解約は手続きをしたその日に完了するとは限らず、実際に解約される日がいつになるかは、そのプロバイダによって扱いが違ってきます。

早ければ手続きをしたその日に解約が可能な場合もありますが、月の早い時期に手続きをしても当月末が解約日となる場合もあります。

また、月末が解約日となる場合には手続きに期限が設けられている場合があるため注意が必要です。(たとえば当月末に解約するには25日までに手続きが必要など)

それを過ぎてしまうと、解約日が一ヶ月先に伸びて翌月末となるケースがあります。

そのため、解約手続きは当月中であればいつでも良いとは限らないことに気を付けておく必要があります。

 

解約月の利用料金

プロバイダを解約する際の料金は、月末付で解約するのであれば当月一ヶ月分の料金が請求されますが、月途中で解約が可能な場合には日割計算された金額で請求される場合もあります。

また、新しく契約するプロバイダもしくは光コラボレーション事業者の利用開始月の月額料金は無料なる場合や日割計算された金額が請求されるパターンもあります。

つまり、新旧プロバイダの契約期間を重複させても料金は重複せずに済む場合もあるため、なるべく余分な料金を発生させたくない場合には、必要に応じて事前に確認しておくと良いかもしれません。

 

まとめ

プロバイダを解約するタイミングで注意したいこととしては、「インターネットが接続できない空白期間の有無」と「違約金の発生」があります。

これらが発生するのを防ぎたい場合には、あらかじめ旧プロバイダの契約状況を確認しておくこと、解約手続きをいつまでに行えばいつ解約できるのかを確認しておく必要があります。

個々の必要に応じて、上記のような点に注意して手続きを行うと解約によって生じる余分な出費や不便さを回避することができます。

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