光コラボへの転用に伴うフレッツ光会員プログラムポイント利用の注意点

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目次

「CLUB NTT-West」のポイント利用

では次に、NTT西日本の会員制プログラムである「CLUB NTT-West」のポイント利用について見ていきます。

「CLUB NTT-West」のポイントは、東日本とは異なり光コラボレーション事業者への転用後も利用が可能な場合とそうでない場合があります。

それではどのようなケースで転用後も利用が可能になるのか、またそれにあたってどんなことに注意しておくと良いかを以下に順を追って説明していきます。

 

「CLUB NTT-West」のポイントを転用後も利用するには

NTT西日本でフレッツ光の契約をしていると、会員制プログラム「CLUB NTT-West」に入会し、「ゴールド会員」としてポイント付与などの会員特典を受けることができます。

この場合に付与されるポイントは、入会時の「ウェルカムポイント」と長期間の継続利用による「長期ご利用ポイント」があり、貯めたポイントは商品などと交換できるようになります。

この「ゴールド会員」で獲得したポイントは、状況によっては転用日以降利用することができなくなりますが、既定の条件を満たして会員ランクを移行することで光コラボレーション事業者に転用後もポイントを引き継いで利用することが可能となります。

 

「光ウィズ会員」に移行して特典を利用する

「CLUB NTT-West」にはいくつかの会員ランクがあります。

基本的にフレッツ光契約をしていて「CLUB NTT-West」のメールマガジンを受信している場合には「ゴールド会員」というランクになります。

ただしフレッツ光から転用して光コラボレーション事業者のサービスを利用する場合には、所定の条件を満たすことで「光ウィズ会員」という会員ランクに移行することができるようになります。

そして光ウィズ会員になると、(ポイントを貯めることはできませんが)ゴールド会員で貯めたポイントを有効期限まで利用することができるようになります。

 

「光ウィズ会員」になるための条件

それでは、「光ウィズ会員」に移行するにはどのような条件を満たす必要があるのかというと、まず「光コラボレーション事業者のサービスを利用すること」に加えて、転用時に以下に該当していることが条件となります。

  1. 転用時にNTT西日本が提供している対象サービスに1つ以上契約している
  2. メールアドレスを登録しCLUB NTT-Westのメールマガジン配信を希望する

つまり、光コラボレーション事業者の提供する光インターネットアクセスを利用している人で、なお且つ対象となるサービスのいずれかをNTT西日本と契約して利用し、「CLUB NTT-West」のメールマガジンを受信していれば光ウィズ会員に移行が可能ということになります。

ただし、NTT西日本と直接契約でオプションを利用していない場合には、「CLUB NTT-West」を退会することとなり、ポイントが残っていても転用日に失効してしまうため、その場合には転用する前にポイントを利用しておく必要があります。(ちなみにポイントが失効する「転用日」には、工事がない場合には転用のオーダー完了日、工事がある場合には工事完了日が該当します)

 

対象サービス

「光ウィズ会員」への移行の条件となっている対象サービスには、以下のようなものがあります。

  • ひかり電話基本プラン・安心プラン・もっと安心プラン
  • ひかり電話エース
  • HGW無線LANカード
  • 光ポータブルLTE
  • フレッツ・スポット
  • リモートサポートサービス
  • フレッツ・あずけ~る
  • フレッツ・テレビ
  • セキュリティ機能ライセンス・プラス

ただしこの中で「ひかり電話」「フレッツ・テレビ」「リモートサポートサービス」「HGW無線LANカード」といったサービスは光コラボレーション事業者のサービスとして事業者から直接提供されている場合があることに注意が必要です。

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その場合は事業者のほうが提供するサービスを利用することになるため、NTT西日本と直接契約してそれらのサービスを利用することはできず条件の適用対象外となります。

たとえば、主な光コラボレーション事業者ではどのようなオプションを提供しているかというと、以下のような状態になっています。

提供されているオプション
ドコモ光 ひかり電話・フレッツ・テレビ(ただしドコモ光でひかり電話を契約する場合にはルーターの契約もドコモに引き継がれます。ひかり電話を利用しない場合にはNTTとの契約でホームゲートウェイを利用することが可能です。)
SoftBank光 ひかり電話・フレッツ・テレビ・リモートサポートサービス・HGW無線LANカード
So-net光コラボレーション ひかり電話・フレッツ・テレビ・HGW無線LANカード
ビッグローブ光 ひかり電話・フレッツ・テレビ・HGW無線LANカード
OCN光 ひかり電話・フレッツ・テレビ・リモートサポートサービス・HGW無線LANカード

 

 

光ウィズ会員への移行

光ウィズ会員への移行には、「CLUB NTT-West」に入会している人は条件を満たせば自動的に移行するとされています。

また、逆にNTT西日本の提供するオプションや光コラボレーション事業者との契約を解約するなどして条件を満たさなくなると「CLUB NTT-West」は自動的に退会となります。

(ただしメール・マガジンの登録を解除するだけであれば「一般会員」になります。一般会員でもポイントの利用が可能になっています)

 

ポイントの有効期限

「CLUB NTT-West」で獲得したポイントには有効期限が定められています。

「光ウィズ会員」になることで転用後でもポイント利用は可能ですが、ポイントの有効期限は加算された年度(4月1日~3月末)から翌々年度の4月末までとされているので、その期限内に利用する必要があります。

 

まとめ

フレッツ光の利用で貯めたポイントは、NTT東日本・西日本でそれぞれ扱いに違いがありますが、西日本との契約であれば光コラボレーション事業者への転用後でも利用できる場合があります。

条件を満たして「光ウィズ会員」に移行することができれば、もし「ポイント交換をせずに転用してしまった」という場合でも、そのままポイントを消費することなく貯まったポイントを無駄にしてしまうということは回避できます。

ただしポイントの有効期限が決まっているためその期限までに利用する必要がありますが、フレッツ光を長期利用していてたくさんポイントが残っている場合は交換しておくとお得なので留意しておくと良いかと思います。

また、逆に東日本のフレッツ光を利用している場合は転用するとポイントの利用ができなくなるため、これから転用を考えている場合には事前に留意しておく必要があります。

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