2年契約を超える長期間の利用でもお得な光コラボのサービス

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光コラボは光回線とプロバイダがセットになっており、なお且つ2年・3年などの定期契約になっているケースが多いです。

しかしながら、そうした契約期間の縛りがあると解約する時期が限定されることになるため、あらかじめ縛りのないサービスもしくは定期契約なしのプランを利用したほうが良いように思うことがあるかもしれません。

とはいえ長期間の定期契約をする場合にも全くメリットがないという訳ではなく、使い方によっては、あえて最低利用期間や定期契約のないプランやサービスを選ぶよりもお得になる場合があります。

そこで、今回の記事では長期契約で光コラボを利用するにはどのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめてみました。

 

目次

長期契約をすることによるメリット

それでは、まず光コラボの中でもあらかじめ契約期間が長めに設定されているサービスや料金プランを利用する場合のメリットを挙げていきます。

 

月額料金が安い

長期間の利用を前提にした契約は、そうでない場合と比べて月額料金が割安になります。

たとえばSoftBank光には、「自動更新なし」「2年契約」「5年契約(戸建てのみ)」という3つのプランが用意されていますが、その中では5年契約プランが最も月額料金が安く「月額4,700円」になっています。

それに対して、2年契約プランは「月額5,200円」、自動更新なしのプランは「月額6,300円」です。

(なお、上記の月額料金はいずれも戸建ての場合の料金です)

つまり、5年契約と自動更新なしのプランを比べると月々の料金の差額は1,600円、自動更新なしと2年契約の差額は1,100円となります。

そして、5年契約プランの違約金は15,000円、2年契約では9,500円とされているため、9ヶ月ないしは10ヶ月以上利用するのであれば違約金が発生したとしても2年もしくは5年契約プランを利用するほうがお得となります。

ただし、SoftBank光はソフトバンク光テレビ(月額660円)とセットで利用する必要があります。

そのためこのサービスが全く不要だという場合には2年契約のほうが良いといえますが、あらかじめテレビサービスを利用する予定であれば5年契約がお得ということになります。

 

他の割引サービスの適用が可能

光コラボの中には、最低利用期間や定期契約といった利用期間の縛りがなく、なお且つ月額料金も比較的安い「エキサイト光」「ぷらら光」のようなサービスもあります。

ただし、そうしたサービスは全体で見ると割合としては多くないため、ある程度選択肢が限定されることになることと、サービスによっては携帯電話キャリアや格安SIMとのセット割に対応していない場合があります。

たとえば大手携帯電話キャリアとのセット割などの適用する条件を満たしている場合には、その割引を併せて考えると、上記のようなサービスを選ぶよりも「SoftBank光」「ドコモ光」、もしくは「auセット割」「auスマートバリュー」の適用が可能なサービスを利用するほうがお得になる場合もあるため、使っているキャリアに応じて、そうした点も含めて考える必要があります。

 

 

長期間の利用でお得になる光コラボ

それでは、次に光コラボレーション事業者の提供するサービスの中から、30ヶ月以上の長期間利用する場合にお得なサービスを挙げていきます。

 

So-net 長割 for 光コラボレーション

「So-net 長割 for 光コラボレーション」は、30か月間の利用を条件として月額料金が標準よりも500円割引になるサービスです。

業界最安値の光コラボレーションサービス

enひかりは、マンションタイプ3,520円(税込み)、戸建てタイプ4,620円(税込み)と業界最安値の光コラボレーションサービスです。公式サイトは以下から参照いただけます。

30ヶ月間の定期契約となるため、更新月(31・32ヶ月目の2ヶ月間)以外の時期に解約をすると違約金(7,500円)が発生しますが、15ヶ月以上継続利用するのであれば長割に申し込みをすると標準料金で利用するよりもお得といえます。

そして、「So-net 長割 for 光コラボレーション」には、auスマートバリューや東京ガストリプル割の申し込みが可能です。

割引が適用されると、auのスマートフォンを使用している場合には2年間最大2,000円、東京ガスの電気・ガスと併用する場合は月額200円が割引になります。

上記のような割引は条件が揃っている限り適用されるため、これらの割引を活用すると長期的に割安な料金で利用することができます。

ただし、auスマートバリューの適用金額は契約している定額サービスのプランや期間によって異なります。

 

 

ビッグローブ光

ビッグローブ光の3年プランは、36ヶ月間の定期契約コースになっており、戸建て月額4,980円、マンション月額3,980円という料金で利用することができます。

さらに、「auスマートバリュー」や「auセット割」、BIGLOBEモバイル(格安SIM)とのセット割、東京ガストリプル割などの割引サービスに対応しているため、そうしたサービスと併用することで、さらに割安な料金で利用することができます。

たとえばSIMとのセット割(「光☆SIMセット割」)で毎月300円割引、電気とのセット割(「光☆でんきセット割」)で100円割引、電気・SIMとのトリプル割で400円割引(「光☆SIMでんきトリプル割」)、電気・ガスとのトリプル割(「東京ガストリプル割」)で最大300円の割引を受けられます。

これらの割引は条件を満たしている限り適用されるため、利用環境が変わらなければ割引後の割安な料金で継続利用することができます。

また3年プランは移転工事費が無料とされているため、引っ越しをする予定がある場合にもお得といえます。

ただし、3年プランは更新月以外に解約すると20,000円の違約金が発生するようになっています。また(2017年11月現在)新規開通工事の費用は、契約期間中であれば40回で分割した金額相当が月額料金から割引され実質無料になるとされていますが、途中解約すると残債が発生します。最初の契約更新月と工事費の割引期間にずれがあるため注意が必要です。

 

 

まとめ

以上、光コラボを長期間利用する場合のメリットと、30ヶ月以上の利用でお得になるサービスについて説明しました。

あらかじめ長期間の利用を前提とした定期契約は、「更新月以外に解約すると高額な違約金がかかる」「解約する時期が限定される」という点で敬遠しがちです。

確かに、契約期間が長いほど解約に適した期間が短くなり、また契約期間が長いプランは更新月以外に解約した場合の違約金も割高になる場合が多いです。

ただし、その分月額料金が割安になるため、一定以上の期間継続して利用するのであれば定期契約なしのプランを選ぶよりも総合的に見てお得な場合もあるため、その点を踏まえてサービスを選ぶようにすると良さそうです。

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