「ひかり電話」の特徴とメリット・デメリット・加入電話との違いなどのまとめ

2017年6月16日

【この記事の所要時間:約 4 分】

目次

ひかり電話を利用するメリット・デメリット

それでは、ここから固定電話にひかり電話を利用する場合のメリット・デメリットのポイントについて見ていきます。

 

固定電話の設置・基本料金を抑えられる

ひかり電話は、加入電話と比べて初期費用や基本料金にかかる負担が少なくなっています。

また、使い方にもよるかもしれませんが、通話料も距離や時間帯にかかわらず一律で割安なため、「家の固定電話を安く設置したい」「固定電話の基本料金を安くしたい」という場合に適しています。

 

自宅だけでなく事務所での利用にも適している

ひかり電話は通話品質が固定回線並に高品質で、またボイスワープ(転送電話)などのビジネス利用に便利なオプションを付加して利用することができるため、自宅の固定電話として以外に、個人事業主が事務所や店舗で利用する固定電話として利用する場合にも適しています。

 

停電時の利用

加入電話については電話回線から給電されるため停電時でも電話機能を利用することが可能となっていますが、それに対してひかり電話は、加入電話とは仕組みが異なり停電時には利用できないといわれています。

(ただし加入電話でもコンセントから電源を抜くと発着信ができないタイプの電話機を使っている場合は利用できません)

それでは非常時にかなり不便だということになってしまいますが、ひかり電話でも停電時に通話機能を利用することが可能になる方法があります。

 

光モバイルバッテリー+停電時発信着信機能付き電話機を利用する

停電時にひかり電話を利用するには、停電時発信着信機能付き電話機光モバイルバッテリーを使う方法があります。

光モバイルバッテリーはリチウムイオンバッテリーを搭載した大容量のモバイルバッテリーで、これを停電時にひかり電話対応機器(ひかり電話ルーター)に接続することでルーターに一定時間給電することが可能になるというものです。

また、「停電時発信着信機能付き電話機」は、電源コンセントにつながなくても電話線からの電流で発着信の利用が可能になる電話機で、この電話機を使用している場合はルーターに給電がされていれば停電時でも通話をすることができます。

業界最安値の光コラボレーションサービス

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つまり、この両方の機器が使用できる状態であれば、ルーターの電源供給が叶うことで電話機の通話機能が使えるようになるため、停電時でも電話とインターネットの両方が利用できるようになります。

モバイルバッテリーは「PR」で始まる型番のひかり電話対応機器に対応しています。

光モバイルバッテリーは緊急時の備えとして利用する以外に、普段はスマートフォンやタブレットの充電に活用することができるようになっています。

 

スマホ deひかり電話

上記の停電時発信着信機能付きの電話機がない場合は、スマートフォンをひかり電話の子機として利用することで停電時にひかり電話を利用するいう方法があります。

この方法は、まず光モバイルバッテリーをルーターに接続し電源を供給するとインターネットが利用できるようになるため、無線LANでスマートフォンとルーターを接続、専用アプリを使用してスマートフォンをひかり電話の子機として使うというものになります。

無線LAN環境の構築や専用アプリをインストールしておくと、スマートフォンをひかり電話の子機として普段から活用することができますが、停電時にもこうした活用の仕方ができるので非常時でも安心できそうです。

 

接続できない番号

ひかり電話は、119・110などの緊急通報や番号案内(104)、天気予報(177)、災害伝言ダイヤル(171)などへの接続は可能となっていますが、一部のフリーダイヤルや伝言ダイヤル(0170)など接続できない番号があります。この点についてもあらかじめ認識しておくと良さそうです。

 

光回線とセットでの利用となる

ひかり電話を利用するためには、光回線の契約が必要となります。

そのため電話は使用したいけれどインターネットは利用しないという場合には、光回線の料金がかかる分だけ維持費が割高となります。

ただし、その場合には基本料金が割安な「フレッツ光ライト」、光コラボレーション事業者であれば「ドコモ光ミニ」などの2段階定額プランを利用することで、通信料をある程度抑えることも可能です。

 

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